さて、肝心の釣りなんだけど、
朝一番、まだ暗いうちから入渓したものの、思わしい釣果は得られなかった。ぜ〜ったいに大物が潜んでいるはずのフチがことごとく不発なのだ。やっと25cm級を一匹釣り上げたところで砂地に出たので、次にくる釣人へのイヤがらせに足跡をつけてやった。そしたら目の前にすでに足跡があるではないか!(涙;)
靴底に凸凹がないフェルトソールの跡。解禁前にウェーダーではいったヤツがいたのだ。
たくさん釣るのが目的じゃないとしてもヤマメが油断している解禁日だけしか釣れないヘタレにはつらい。なんとか家族分の4匹を確保して納竿した。
帰る途中で平家の里に立ち寄ったら「山女魚荘のお客さん?」て聞かれた。ぼくが来ることが知られていたのだ。平家の里のオバちゃんと山女魚荘の奥さんは親戚で、どうも、「こんどのお客さんは魚が食べれないのよ。なにを作ればいいかしら」なんて相談したらしいのだ。ワガママ言ってわるかったのぉ。
帰りは二本杉峠を通った。峠の茶屋さんに立ち寄ってお土産を買ったら、ここでも「山女魚荘のお客さんですか」って聞かれた。う〜む。山村の情報ネットワークおそるべし。
二本杉峠には一片の雪もなかった。それでも翌日ネットで確認したらまだ「凍結でチェーンが必要」とのことだった。WEBのネットワーク。全然ダメじゃん。 |