その淵で粘ったけど、さっきの大物は懲りてしまったらしくもう餌を喰ってくれない。結局手にしたのはリリースしたくなるようなチビッ子2匹だけだった。
次のポイントは本流だ。2段の自然石の堰があって、水量が多くて泡で真っ白だ。とても中に入れるような状態ではない。その下の本流への流れ込みが本命ポイントである。
堰の横岸から下流に向かって仕掛けを入れると、キター!ズシリと重い引き!竿を水平に倒してタメる。がしかし、これからいったいどうすれば??取り込むには大水量のガンガン滝を2段も越える必要があるのだ。ドリャーっ!と渾身の力で引き上げにかかるが、やっぱそりゃ無理だわね。0.6号で引き抜けるわけがない。
当然のバラシ。
よく「逃がした魚は大きかった」って言うけれど、大きな魚だから逃がすんだ。
次に、さっきよりは小型だけど立派な尺ものがヒット。これは抜き上げたイキオイで竿を180°振り回して上流のジャリ場に落とした。つまり下流でヒット。ワタシを中心にして水平に180°も回転させて反対側の上流までトバしたわけです。
その飛行距離は、魚-ライン5m-6m竿-ワタシ-6m竿-ライン5m-ジャリ場=22m。
さすがは解禁日。普段なら釣り切られて、魚影もないようなお手軽ポイントから大物のアタリが続く。そしてそれを釣り落とす。今日1日で尺物を5匹は落としたな。そのうち2匹は35cm級だ。
たぶん鈎が小さいのでカカリが浅いんだ。来年はもう少し工夫した方がいいかも・・・。
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この民宿の食材はご主人の働き次第なのだ。去年はハチの巣が少なかった。それで今年の夕食に、いつもの蜂の子は出てこない。去年はご主人がイノシシ猟もサボった。それでいつものシシ鍋がまさかの
1:ヤマメ鍋になってしまった。その流れのまま 2:刺身 3:セゴシ 4:イクラの醤油漬け 5:押し寿司と、自家製ヤマメのオンパレードなのだ。
朝食にも 6:甘露煮が出たよ。(涙;)
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山女魚荘の切り株のお風呂 |
本日の釣果。名残雪の上で |
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