入手したテンカラ竿は3.3m。思ったよりも長いけど、さすがレベルライン用だけあってうまく飛ぶ。庭に洗面器を置いて練習してみたら1時間ほどで50cm以内に落とせるようになった。たった65gしかないのに、ビュッと振り上げるのに結構な力がいって疲れてしまった。
あっ!それで、買った竿にシールが貼ってあって、そんなもの、めくれてイヤなので剥がしてやった。少しでも軽くなるじゃん。ところがべたべたの糊をアルコールで拭いてビックリ!!紙のシールは仕上げ塗装の下に貼ってあったんですよっ!紙シールを剥がしたら透明の塗装までとれてしまった。こんなことでいいのかシマノっ!ばかっ!
渓流で一番いいのはもちろんニセのフライなんかでなく、生きたカワムシである。ところが捕るのがかなり面倒だったりする。そこで余ったヤツを冷凍にしてみた。いいアイデアだと思ったが、密封しておいたのに、いざ使おうとするとフリーズドライ状態になっていた。お湯をかけて3分待ったけどダメだった。
雑誌とビデオによる研究の結果、一口にテンカラといってもいろんな釣り方があって、仕掛けも千差万別だとわかった。それでテンカラの語源はテンカラーだなんて冗談がある。10人10色ってことだ。意外なことにオモリを使ってもいいらしい。で、このオモリ。ナマリともガン玉ともジンタンともシズともいう。たぶんシズは沈めるからで、これは英語でシンカーというのと同じだ。
フライの人はショットともいう。英語でショットといったら注射のことだ。injectionよりも普通に使われる。ナイスショットならゴルフ。ビッグショットなら大物。バンブーショットなら筍(タケノコ)。ウィスキー一杯もワンショットだ。このショットは何だろう?ガン玉のガンってのは銃のガンのことらしい。散弾銃の玉に割れ目を入れて使ったのが始まりだと聞いた。ならば、ショットはショットガンのショットだ。
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コータックの長いオモリはラインと接する面積が広いので、ラインに傷がつきにくい。軽く咬みつけてもズレないのがメリット。 |
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