ヨーロッパの機内食ギャラリー(1)

感動的な色彩感覚!  
フランクフルトからVIENNAで乗り換えて、VO677便でヘルシンキへ。最近の機内食はコスト削減のためあまり期待できないが、このランチは素晴らしいカラーコーディネイトで楽しませてくれた。ところが、このVIENNAという空港がどこの国にあったのか未だに分からない。  


1時間くらいのフライトだとこんな軽食。KLMで飲み物を尋ねられたらヘイネケンを頼むのがマナー  

離着陸のときに、気圧の変化で耳が痛くなることがある。航空性の急性中耳炎だ。アメ玉をなめても耳が通らないときにはパンがいい。のみ込むときにアゴの奥が動くので中耳道が開きやすい。

ぼくは耳が詰まりやすくて、ときおりどうしても耳抜きできないことがある。鼻をつまんで、鼓膜も破れよとばかりにイキムのだが効果がない。スチュワーデスに聞いても、JALの広報に聞いても、耳鼻科のお医者さんに聞いてもダメだった。
が、あるときついに大発見をした。点鼻薬である。パブロンとかの鼻炎用スプレーで、鼻にシュッて噴霧するやつ。これが特効薬だった。粘膜が収縮してあっさりと耳が通る。もし風邪とか引いていて、超ガンコな鼻詰まりの場合はスプレーでは効きにくい。こんなときには仰向けに寝て、一滴鼻の奥に垂らしてやる。鼻から耳までスコーンと通ってもう天国天国!。同じ悩みをお持ちの方、ぜひお試しください。

 

たぶんKLM日本線。お箸がついてます  
チロリアンエア  

フランクフルトという名の都市は世界中に10いくつかあって、本家のドイツのフランクフルトは正確には、FRANKFURT am MAINと呼ぶ。ドイツ人には謹厳なイメージがついてまわるが、それはステロタイプというもので、陽気なオジサン・オバサンの含有率はかなり高い。
ドイツのフランクフルトの市街地にホテルをとった。2日目の夕方のことである。ホテルに帰りついて、カウンターの前にたったとたん、オヤジが猛烈な勢いで怒鳴りだした。

「あれほど言ったじゃないかっ!いったい何度いえば判るんだ!ルームキーを
置きっぱなしにしてはいけないって!」


すごいケンマクの直後、ニッコリ笑ってカウンターから手を上げる。と、そこにはルームキーが!!
ぼくは一瞬あっけに取られて笑いだす。
彼は、ぼくを覚えてくれていて、ホテルに入るのを見るなり素早くキーを用意したんだ。この親切と、思い切りのいいジョークで、ぼくはすっかりドイツが気に入ってしまった。

 

オーストリアンエアー  

オランダ語ではサンキューをダンケユーと言う。
なんだかドイツ語みたいだが、これで英語との共通点に気がついた。準英語圏にthankをタンクと発音する人は多い。これがダンケになったに違いない。
オランダ人スチュワードにチキンorビーフ?と尋ねられたぼくは、あまりお腹が減ってなかったので「スキップしますよ。ダンケユー」とかっこよく返事をした。でも、チキン弁当が平然と置かれていった。さあナゼでしょう?

答え:オランダ語でスキップはニワトリさんのことでした。

チェコの小型飛行機  
KLMオランダ航空の日本線。このオサカナ醤油はキープした。  

続いて英語の読解問題です
Time flies like an arrow
時は矢のように飛ぶ (光陰矢のごとし)
Fruit flies like an apple:さあなんと訳しますか?果物はリンゴのように飛ぶ?

答え:フルーツフライとはショウジョウバエのこと。

一口食べてから、写真を撮ることを思い出した

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