祝子川釣行 2006

2004年に下流域のダム周辺を攻略して、祝子川(ほうりがわ)全域制覇の足がかりとしたワレラは、'05年山道1時間の遠征のすえ丸木橋から上流を手中に収めた。そして'06年8月6日、山道2.5時間の長征を決行して、難攻不落の瀬戸口谷一帯を制覇したのである。
さらにその一週間後の8月15日、山道15分の大滝上から山小屋までを電撃制覇して足元を固め、ついに祝子川流域の完全攻略を果たした。これはその3年に及ぶ苦難の歴史の最終章である。

8月5日の深夜になって現地に到着。登山道の入口近くに駐車して仮眠し、6日早朝5:30から入山した。山道は相変わらず厳しいが景色は最高だ。山頂の標高は1600メートルとのこと。
 
山道の途中で、岩に抱きついている木を見た。→
よく観察すると根が岩の表面をえぐって食い込んでいる。この木一代の仕業ではないだろう。岩肌には先代の仕事らしいいくつもの溝が見て取れた。

入渓場所が見つからず延々と山道を歩いた。途中はチェーンを伝うようなトラバースあり、高いハシゴありでちょっとしたロッククライミング気分が味わえる。2時間半ほどかけてやっと沢に出た。

巨岩ゴロゴロの中流域とは景色が全然違って、浅い一枚岩盤のやさしい渓相である。

流れは緩くてシャローもナメ岩のプールもある。遡上は楽だけど、さすがにここまでやってくる釣人は少ないのか魚影はそこそこ。良型が竿を曲げてくれる。

帰り道は下りで膝に負担がかかって大変きつかった。そりゃそうだ。8時間も歩いているんだもの。やっぱ楽して釣れるところがいいなぁ。

 

8月6日の釣り↑が楽しかったワシラは翌週もまたやってきた。でも今回は楽して釣れる近場を攻めるのだ。

前回と違って今回はキャンプがメインである。
14日の夕方、登山道入口まで来てみたら、なんとたくさんの登山客だろう!20台近いクルマが路肩を埋めている。ちょっとアセったけどお目当ての場所は空いていた。よかった。

メインはシシ肉のミソ仕立て。
おつまみに持ってきた活きサザエの処遇に困り、思いつきで串焼きにしてみたらこれが滅法ウマかった。
シシ肉も塩をして遠火で炙ったらこれがまた薫製効果でベーコンになってしまってウマイのなんの!焚き火のチカラは偉大なのだった。

ここは大滝の上流。
どうです。いい景色でしょ。 →
でも遡行に大苦労するわりに魚影はゼンゼンなんですよ。

お盆だから殺生するつもりはない。
そんなときに釣れてしまうのが人生のはずだけど、そんな都合のいいことは起こらなくて、ホントに釣れない。

徹底的に釣れない。

20cm超えの魚影が見えたので、試しに釣り糸なしのエサだけを投げ入れてみたけど、近くまで寄ってくるだけで喰おうとしない。
仕掛けを見切っているわけではない。近場だけにスレ切っていて、純朴なオジサン釣師を相手にしてくれないのである。